彼岸は「彼の岸(かのきし)」
すなわち向こう岸、
仏様の世界を指します。
対するは「此岸(しがん)」
こちらがわの岸、
迷い、悩み、苦しみに満ちた
私たちの世界。
仏教では此岸を
「娑婆(しゃば)」と呼び、
「苦しみを耐え忍ぶ修行の土地」ととらえます。
夏の苦しみも冬の苦しみもない
彼岸の時期こそ、
この世が「極楽に最も近い季節」と言えます。
極楽に往生を遂げた先祖諸霊のために
読経念仏をするにふさわしい彼岸のお中日、
午後二時より法要、
午後三時より説教師による法話がございます。