お十夜法要は
念仏の尊さを今に伝える浄土宗の伝統ある行事です。
古の人が、
凡夫のための御仏・阿弥陀如来様の御本願を信じて、
憂き世の苦しみから逃れんと、
ひたすら念仏の行に打ち込んだところ、
後生のお救いだけでなく、
今生でのお救い、
お導きが得られたことを望外に随喜して、
十日十夜報恩の念仏を唱えたことがその由来です。
「南無」は助けたまえ、
「阿弥陀仏」は無限の光と命に溢れた御仏。
南無阿弥陀仏と繰り返しお唱えすることで、
現世の罪も懺悔され、
浄らかな身と心へと変化し、
常に阿弥陀仏様と共にあって、
いつでもどこにいても阿弥陀仏様にお守りいただける。
そんなお念仏の有難さに目覚めるための
ご修行・十夜法要を厳修いたしております。
法要後には、
素晴らしい説教師による法話もございます。